悪魔のいけにえ

 

こんな人におすすめ!

  1. クラシックな王道のホラーをみたい人
  2. キチガイの家族に憧れてる人
  3. 殺人鬼が好きな人

ざっくりなあらすじ

時は1973年、五人の男女が帰郷の道中、一人のヒッチハイカーと出会ったことがすべて始まり

彼は自傷行為やナイフで斬りつけるなど異常な行動をとる

その後、一行はガソリンを分けて貰うため近隣を訪ねるのだが、そこは先ほどのヒッチハイカーや死人のマスクにチェーンソーを持った殺人鬼レザーフェイスの住処だった…

見どころ

本作の1番の見所は、やはり殺人鬼レザーフェイスのそのなんとも言えない風貌にあるとおもうのですが、その他にも、耳を塞ぎたくなるような鳥の鳴く声、何かをひっかくような効果音、謎の死骸や串刺しの時計、床におちた歯など細かい美術がとにかく恐怖をそそります

 

余談ですが、この映画のマスターフィルムがホラー映画では異例のニューヨーク近代美術館に所蔵されているというのも納得出来ます。ただのそんじょそこらのホラー映画とは、違う魅力があるからでしょう。

 

 

筆者の戯言

この作品は、今のホラーのようなグロテスクな描写はほとんどありません。

ただそれに匹敵する理解不能な怪しい雰囲気や謎の演出

そのすべてが本作の魅力であり他のホラー映画にはない魅力だと思います。

「本当に恐いと言うのは、理由なんていらない、なんだかわからないからこそ恐い…」

そんなことをこの作品が教えてくれたような気がします。